京番茶-お湯の量による味の違い

今日は京番茶の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お湯の量による味の違いを見ます。

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お茶の葉の量は9gでやってみます。1人前3g、3人前で9gですね。

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今回、お湯の量を390mlを規準として330ml(少なめ),450ml(多め)で比較します。
お湯の温度は沸騰直後、浸出時間は30秒です。

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廻し注ぎをします。
それでは、お湯の量を変えて淹れましょう。

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左から330ml、390ml、450mlです。
お湯の量が少なくても濃すぎるということはなく、お湯の量が多いと優しい味になりました。
お湯の量は多少変わっても大丈夫で、好みで決めればいいですね。

京番茶-お茶の葉の量による味の違い

今日は京番茶の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お茶の葉の量による味の違いを見ます。

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京番茶は京都独特のお茶です。一番茶を摘んだ後に刈り取った親葉や茎を蒸した後、天日で干して最後に炒ったお茶です。

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まずは一人当たり3g、3人分9g入れましょう。

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お湯は390ml(120ml×3+お茶の葉が吸う分30ml)です。
湯温は沸騰直後、浸出時間は30秒です。

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30秒だとほぼ待つ時間はありませんね。廻し注ぎをします。
お茶の葉の量を6g(一人当たり2g)、12g(一人当たり4g)で淹れて比較しましょう。

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左から6g、9g、12gです。
6gは色が薄く、味は優しいですが、さっぱりとして飲みやすいです。
9gは後味に甘みが残って美味しいです。
12gは色は9gとあまり変わりません。味も濃すぎるということもなく、濃い目に出しても美味しいですね。
お茶の葉の量を増やすと後味に甘みが残るので、いつもより多めに入れるのもたまにはいいかもしれません。逆に水分補給用と考えればお茶の葉の量を減らすのもありですね。

蒸し製玉緑茶(並)-浸出時間による味の違い

今日は蒸し製玉緑茶(並)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
浸出時間による味の違いを見ます。

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熊本の矢部茶の並です。50gだと550円のものです。

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お茶の葉の量は一人当たり2g、今回は3人分を淹れるので6g急須に入れます。

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お湯は260ml(80ml×3+お茶の葉が吸う分20ml)です。
温度は90℃、浸出時間は30秒、1分、1分30秒、2分で比較します。

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廻し注ぎをします。

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左から順に30秒、1分、1分30秒、2分です。
30秒は薄いといわれれば薄いですが、お湯っぽくて飲めないというレベルではありません。
ただ、お茶の特徴が出てません。
1分だと甘みや適度な渋味などバランスよく出ています。
1分30秒にするとちょっと濁ってて、渋味がしっかり出ています。特に飲んだ後の渋味が残る感じが強く出ています。ただ、後味はそんなに悪くはありません。急須の中を見るとかなりお茶の葉が開いてました。
2分は1分30秒と比べてすごく変わっているという印象はありません。お茶の葉が1分30秒でかなり開いていたのでもうそれ以上抽出されないのかもしれません。試しに二煎目を入れましたが色と濁りが付いていましたが味はほとんど感じられませんでした。成分が出きった後の二煎目などは苦渋み成分のカフェインやタンニンを避けたいお子さんとかにはありかもしれません。

お茶の葉の量、お湯の量、お湯の温度が決まったらお茶が開ききる前の美味しいところを狙って浸出時間を設定するのが美味しく淹れるポイントですね。

蒸し製玉緑茶(並)-お湯の温度による味の違い

今日は蒸し製玉緑茶(並)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お湯の温度の違いによる味の違いを見ます。

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熊本の矢部茶の並です。50gだと550円のものです。

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お茶の葉の量は一人当たり2g、今回は3人分を淹れるので6g急須に入れます。

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お湯の量は260ml注ぎます。
温度を沸騰直後(95℃程度)、90℃、70℃、50℃の4つで比較します。
全て浸出時間は1分です。

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廻し注ぎをします。

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左から順に50℃、70℃、90℃、95℃(沸騰直後)です。
一番右の95℃はかなり濃く、濁っていますね。
緑色が強く出ますが味はあまり引き出せていません。特徴がなく後味に長い渋味が残ります。
90℃は爽やかな渋味と後味のすっきり感が心地いいですね。
70℃は濁りは少なく透明感のある緑色ですが、飲んだ時にぬるく感じます。ぬるいと甘さをほんのり感じますが、お茶自体の甘さが強くないので物足りなさを感じます。いいお茶はぬるく淹れるというのはぬるくてもパンチのある甘さが出るくらいいいお茶でないとどれも同じかもしれません。
50℃(左端)は見た目かなり薄いですが、甘みが出ていてびっくりしました。でも若干草っぽいですね。70℃ではまだお茶でしたが、50℃では何か別の飲み物に変化した気がします。これは面白いですね。味は薄かったので少し長めに淹れると良かったかもしれません。

美味しく淹れるという点では90℃が一番良かったです。
沸騰直後と90℃はかなり味が違うので沸騰させてあわてて淹れるのだけは避けたほうがいいですね。

蒸し製玉緑茶(並)-お湯の量による味の違い

今日は蒸し製玉緑茶(並)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お湯の量による味の違いを見ます。

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熊本の矢部茶の並です。50gだと550円のものです。

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お茶の葉の量は一人当たり2g、今回は3人分を淹れるので6g急須に入れます。

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お湯は260ml(80ml×3+お茶の葉が吸う分20ml)を基本として200ml(60ml×3+20ml)、320ml(100ml×3+20ml)の3つで比較します。
温度は90℃、浸出時間は1分です。

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廻し注ぎをします。

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左(奥)から順に200ml、260ml、320mlです。真ん中の260mlを基本に比較します。
200mlは色合いはそんなに変わりません。量は少なく見えるので茶碗は小さいものを使うとバランスは良くなります。
飲んだ後に渋味が口の中に残りますね。シャキッとするので夏の暑いときなどはいいかもしれません。ただ、冷めると渋味が強調されるのでかなり強くなります。
320mlは薄く、お湯っぽく感じます。熱いうちはお湯っぽいと物足りなく感じます。冷めると飲みやすくはなりますが、渋味が残るのであまり飲みたいとは思いません。
260mlはバランスよく、冷めても飲めましたね。ただ、このお茶に関して言えば熱いうちに飲んだほうが美味しくいただけました。

蒸し製玉緑茶(並)-お茶の葉の量による味の違い

今日は蒸し製玉緑茶(並)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お茶の葉の量による味の違いを見ます。

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熊本の矢部茶の並です。50gだと550円のものです。

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まずは一人当たり2gでやってみます。
今回は3人分を淹れるので6g、急須に入れます。

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お湯は260ml(80ml×3+お茶の葉が吸う分20ml)です。
温度は90℃、浸出時間は1分です。

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廻し注ぎをします。
そして、お茶の葉の量を9g(一人当たり3g)にして後は同じ数値でもう一杯淹れて比較します。

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3人前6gの方は爽やかで後味もすっきり、口の中がさっぱりとしておいしいです。
9gの方は明らかに色が濃く、ちょっと濁りも出てきます。
味もより渋味が強調されて、目が覚めるようなしゃきっとした渋味になります。
飲めないことはないですが、飲み物というよりは薬的な強さが出てきます。
このお茶に関して言えば一人当たり2gを目安に淹れるといいですね。

玉緑茶(蒸し製、釜炒り製)

今回はここ京都ではあまり見ることのない玉緑茶を飲んでみます。
熊本のお店から取り寄せました。

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左から釜炒り製玉緑茶、蒸し製玉緑茶(並)、蒸し製玉緑茶(中)、蒸し製玉緑茶(上)です。
釜炒り製玉緑茶はお茶の葉を蒸すかわりに炒め、蒸し製玉緑茶は煎茶の最後の精揉工程がないお茶です。

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釜炒り製玉緑茶は少し黄色がかっていて大形でずいぶん曲がっていますね。

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こちらは蒸し製玉緑茶の上です。みる芽香がして外観はほんの少し曲がっていますが、煎茶みたいですね。

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釜炒り製玉緑茶と蒸し製玉緑茶(並)はお茶の葉6g、お湯の量250ml、お湯の温度90℃、浸出時間1分で、蒸し製玉緑茶(中、上)はお茶の葉6g、お湯の量180ml、お湯の温度70℃、浸出時間2分で淹れました。

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蒸し製玉緑茶は味的には煎茶とあまり変わりませんね。煎茶の精揉工程がないだけなので予想通りといえば予想通りですが。蒸し製玉緑茶(上)は甘みもあり美味しかったのですが、蒸し製玉緑茶(中)は渋味が濃く抽出されていました。これはお湯の量250ml、お湯の温度90℃、浸出時間1分で出したほうがすっきりしていていいでしょう。釜炒り製玉緑茶は水色は黄色で味はかなり薄かったのでもしかしたら焙じ茶のようにお茶の葉の量を増やして熱湯でさっと入れたほうがいいのかもしれません。