名水でのコーヒー抽出(ごろごろ水)

日本には名水がある。
環境省が昭和60年(1985年)に選定した名水百選というのがあり、奈良県には洞川湧水群がその中に入っています。たまたま近くを通りがかったので(片道2時間半かかりました)、せっかくなので取水場に寄ることにしました。

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車で行く取水場が便利で300円で普通の駐車場みたいなところに何十個も区画があり、その全てに水を汲み取るコックがついています。平日の昼間でしたが、一般の人や業者(食品製造業風)の人がペットボトルをわんさか持って水を入れていました。

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ちょうど2リットルのペットボトルを持っていたので早速入れて帰りました。

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この水は「ごろごろ水」と呼ばれ、お茶やコーヒーなどに適しているそうです。
折角なのでコーヒーを入れて普通の水道水と比較してみましょう。

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グァテマラ、オークランドを27グラム、中挽きで抽出します。

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湯温は90度ぐらいで入れました。
290グラム抽出で3分20秒くらいかかりました。

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同じように水道水で抽出して比較します。

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奥がごろごろ水、手前が水道水で抽出したコーヒーです。

たしかに、ごろごろ水の方が酸味が抑えられてマイルドでした。
ただ、それが抽出の誤差であったか水によるものかはもう少し検証してみないとわからないですね。
冷めても美味しく、自分で汲んだこともあり名水でのコーヒーもいいなぁとニヤニヤしています。

これ、旅行好きな人はコンロとポット、手挽きミルとドリッパー、コーヒー豆を持って全国の名水でコーヒーを入れるなんてことをすれば面白いんじゃないですか。

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