フレンチプレス:抽出時間による味の違い

今日はフレンチプレスでコーヒーを抽出する時に時間による違いが
味にどのように影響するかを調べてみます。
コーヒー豆は8g、熱湯を170ml注ぎます。ミルはみるっこDXで挽き目6でやっています。
抽出時間を3分、3分30秒、4分で比べてみましょう。

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右が3分、真ん中が3分30秒、左が4分です。
3分は薄く、3分30秒はちょっと薄いです。
4分は甘さも出ていて美味しいです。

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では豆量を増やせば短い時間で美味しく抽出できるのでしょうか。
右は豆量を1.5倍の12g、左は2倍の16gです。
3分抽出をしてみます。

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右は8g、真ん中が12g、左は16gです。
色は豆量が増えるとその分濃くなります。
12gは甘みが出ずに苦味が出ていますね。
16gは酸味が出ていて味がきついです。

量を増やすと味は濃くなりますが、3分だと甘みが出てくる前に終わってしまいます。
なので酸味や苦味が強調されるだけになります。

つまり、3分から4分の1分間がコーヒーの甘みを引き出すのに大切な1分間だといえますね。

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