コーヒーインフュージョンの研究-蒸らしてみる

コーヒーの風味をお酒に移す手段としてコーヒーの粉をお酒に漬け込み、その後漉す方法で効率的に風味を移すにはどうすればいいのかを研究してみます。

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まずはコーヒーの粉15gをグラスに入れます。

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そのまま常温の液体に漬け込むと、浸出量が少ないと感じたのでまずは沸騰直後のお湯を30ml注ぎ、30秒蒸らします。

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その後、常温の水を30ml注ぎます。
今回は水でしたが、これをいろんなお酒に変えていけばいいと考えています。

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水を注ぎすぐに10回ステアしてから3分ちょっと待ちます。
これははじめのお湯を注ぎ始めてから4分を目安にしています。

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4分経ったらペーパーフィルターで漉します。

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それを90mlのお湯で割って味をみます。
このやりかたで、蒸らしの温度を沸騰直後、90℃(一度移しかえてから注ぐ)、常温の3つで比較します。後から足す水は全て常温にしています。

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蒸らしに注ぐお湯は高ければ高いほど抽出効率は高くなります。ただ、温度が高いと蒸らしている時の豆の膨らみが大きいので豆が吸う水分量は多くなり、出来上がりのコーヒーの量が少なくなります。なので沸騰直後のお湯を40ml注いだ後に常温の液体30ml注ぐと出来上がりが30ml程度になるのでいいでしょう。ただ、温度が高いと良くない風味も出やすくなるので蒸らしの時間は20秒程度でいいと感じました。

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