玉露やてん茶(抹茶の原料)は新芽が出てから渋味成分であるカテキンを増やさないために日光を遮ります。遮光率というのですが、遮光率を上げて(暗くして)いくのが特徴です。
茶園の上にある寒冷紗(かんれいしゃ)で遮光率を調節します。
1枚目の寒冷紗を広げてしばらくしてから2枚目の寒冷紗を広げます。
広げているところ。手前が2枚、奥が1枚。
1枚の下から2枚目を広げたところを見るとその暗さが分かります。
昼間は写真のようにある程度明るいんですが、夕方になるとかなり暗くなります。
昔はわらなどで覆いをしていましたが、今の主流は寒冷紗ですね。