大福茶(おおぶくちゃ)

平安時代、村上天皇の頃に京都で疾病が流行ったそうです。
その時に空也上人が振舞ったお茶でおさまり、それ以降村上天皇は正月元旦にこのお茶を飲んだと言い伝えられています。皇服茶、王服茶とも言われますが、大福(おおぶく)茶として今も残っています。

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これはかりがねですが、もちろん平安時代には緑茶はありませんでした。

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どんなお茶を飲んでたんでしょうね?平安時代には餅茶が入ってきたのですが、あまり広がらずにその飲み方は途絶えたと言われていますが、まぁ、茶色のお茶だったんじゃないかと考えています。

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大福茶の特徴その1。梅干を入れます。

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特徴その2。昆布を入れます。

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梅干と昆布、お茶の組み合わせで自分好みのものを作って、一年の始まりに無病息災を願って飲むのもいいですよね。

かりがねの茶葉を見て淹れる

今日はかりがねを淹れるときに茶葉を見ながら美味しく淹れるポイントを探ってみます。

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かりがねは茎の部分で白くなっているのが特徴です。

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大さじ2杯、急須に入れます。

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旨味を引き出すために湯冷ましでしばらく冷ましたお湯を注ぎます。
お茶の葉の様子を見ていたんですが、かりがねが邪魔で良くわかりません。

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とりあえず1分程度待って廻し注ぎします。

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注ぎ終わった後の様子。お茶の葉よりもかりがねが大部分なので形の変化は良くわかりません。

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飲むと美味しく淹れれてました。
まぁ、温度を下げてじっくり淹れると問題無しですね。

梅酒のお茶割り-(かりがね)

今日は梅酒のお茶割りを試してみます。

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梅酒を30ml、ホットグラスに注ぎます。

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お茶は茎の部分であるかりがねで試してみます。

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かりがねは今回6g使い、70℃のお湯を170ml注ぎました。

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1分経ったら90ml注ぎます。

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かりがね特有の旨味が不思議な感じです。。

ブレンド茶-碾茶ベース

今日は4種類のお茶を使ってブレンドしたお茶を淹れましょう。

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煎茶、玉露、碾茶(てんちゃ) 、かりがねを使います。

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今回、碾茶 を全体の半分(5割)の量にしてみましょう。
まずは煎茶を3.3g。

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玉露も3.3g。

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かりがねを3.3g。

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そしてベースとなる碾茶を10g拝見盆にいれ、よく混ぜます。

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碾茶のかさが大きいのでかなりの量のお茶の葉ですね。

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10g、土瓶(急須に)入れます。

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お湯は280ml。まずは90℃のお湯で淹れてみましょう。

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浸出時間は1分間。
同じ条件で今度は70℃でも淹れてみましょう。

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90℃では渋味の後味がすっきりしますが、少し味が濃く感じます。碾茶のうま味がある分高温で淹れた渋みの後味がその良さを消しています。
70℃では碾茶の香りがいいんですが、味が薄かったです。碾茶は量が多くても味が出にくいのでベースは他にして香り付け、味の深みを出す役割にした方がいいですね。

ブレンド茶-玉露ベース

今日は4種類のお茶を使ってブレンドしたお茶を淹れましょう。

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煎茶、玉露、碾茶(てんちゃ) 、かりがねを使います。

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今回、玉露を全体の半分(5割)の量にしてみましょう。
まずは煎茶を3.3g。

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玉露はベースなので全体の半分の10g。

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かりがねを3.3g。

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碾茶を3.3g入れ、よく混ぜます。

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いろんなお茶が混ざっているのがわかります。

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10g、土瓶(急須に)入れます。

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お湯は280ml。まずは90℃のお湯で淹れてみましょう。

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浸出時間は1分間。
同じ条件で今度は70℃でも淹れてみましょう。

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90℃では思ったより渋味が出ていて玉露がたくさん入っているのにもったいないです。
70℃では甘みもあり上品な旨味を感じられます。これは美味しい。
70℃で決まりですね。

ブレンド茶-かりがねベース

今日は4種類のお茶を使ってブレンドしたお茶を淹れましょう。

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煎茶、玉露、碾茶(てんちゃ) 、かりがねを使います。

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今回、かりがねを全体の半分(5割)の量にしてみましょう。
まずは煎茶を3.3g。

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玉露も3.3g。

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碾茶(てんちゃ) も3.3g。

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そしてベースとなるかりがねを10g拝見盆にいれ、よく混ぜます。

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かりがねの白いお茶が目立ちます。

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10g、土瓶(急須に)入れます。

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お湯は280ml。まずは90℃のお湯で淹れてみましょう。

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浸出時間は1分間。
同じ条件で今度は70℃でも淹れてみましょう。

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90℃は碾茶の香りとかりがねの味で悪くないんですが、ちょっと味が強いかもしれません。
70℃にすると、今度はちょっと頼りない感じでした。もう少しお湯の量を減らすかお茶の葉の量を増やして対応した方がいいかもしれませんね。かりがねはブレンドのベースとして使うよりも味の複雑さを加える位置づけかもしれません。

ブレンド茶-煎茶ベース

今日は4種類のお茶を使ってブレンドしたお茶を淹れましょう。

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煎茶、玉露、碾茶(てんちゃ) 、かりがねを使います。

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今回、煎茶を全体の半分(5割)の量にしてみましょう。
まずは煎茶を10g。

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玉露は3.3g。

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碾茶(てんちゃ) も3.3g。

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かりがねも3.3g拝見盆に入れます。
よく混ぜましょう。

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少し煎茶が多いですが、いろんなお茶が入っているのがわかります。

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10g、土瓶(急須に)入れます。

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お湯は280ml。まずは90℃のお湯で淹れてみましょう。

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浸出時間は1分間。
同じ条件で今度は70℃でも淹れてみましょう。

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90℃はすっきり渋味がベースで旨味と甘みも感じられ上等な煎茶を飲んでいる感じがしました。90℃でいいかなと思ってたんですが、70℃にすると甘みが十分に出ていて渋味が感じられない驚くような味に変わっていました。これは美味しいです。

ブレンド茶-同量

今日は4種類のお茶を使ってブレンドしたお茶を淹れましょう。

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煎茶、玉露、碾茶(てんちゃ) 、かりがねを使います。

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今回は全て同量、同じ割合で混ぜてみます。
まずは煎茶を8g。

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玉露も8g。

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碾茶(てんちゃ) も8g。

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かりがねも8g。
よく混ぜます。

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碾茶(てんちゃ) がかさがあるので目立ちますね。

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10g、土瓶(急須に)入れます。

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お湯は280ml。まずは90℃のお湯で淹れてみましょう。

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浸出時間は1分間。
同じ条件で今度は70℃でも淹れてみましょう。

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90℃では碾茶の香りがはっきりします。うま味がありますが、後味に少し渋味がありますね。
70℃ではお湯の温度が低い分、碾茶の香りが抑えられ、旨味、甘みが残る味になりました。
70℃で淹れるのがオススメですね。

お茶パックで淹れる-かりがね

今日はお茶パックにお茶を入れて淹れましょう。

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かりがねでやってみましょう。

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お茶の葉をお茶パックに12g入れてみます。

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これを急須(土瓶)に入れ70℃のお湯を280ml注ぎます。

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取り分け用の容器に注ぎます。
少し薄めだけど飲みやすいですね。

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今度はお茶の葉を13gでやってみましょう。

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お茶の葉の1gの違いは結構ありますね。
もう少し濃くても良いのかな…?

茶釜で淹れる-かりがね

今日は茶釜で沸かしたお湯でかりがねを淹れてみましょう。

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玉露や煎茶を仕上げ加工した時に残る茎の部分をかりがねと京都では呼ばれています。

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お茶の葉を6g。

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茶釜でお湯を沸かします。

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温度を下げるために移しかえます。

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70℃になったら170ml注ぎます。

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浸出時間は1分。

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ステンレスポットで沸かしたお湯でも同じように淹れて味の比較をします。

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茶釜で淹れたお茶はまずくは無いけれど、後味の爽快さが出ません。
また、お茶自体を何というか、味や風味を大きく包みこんで目立たなくしてしまうように感じます。
お茶自体の味をクリアに感じたいのなら鉄製の茶釜は難しいのかもしれません。

少し考えてみました。

昔はお茶はお寺などで提供されていた。その時の味や風味がすごく良かったら意識がそちらにいってしまい、雑念が入ってしまう。なので飲めればいい味でいい。もしくは安価なお茶をまずく感じないように包み込むために鉄の茶釜が使われていたのではないか。

昔は上水の状態が悪かったので味を包み込む効果のある鉄の茶釜が使われていた。でも今は上水が限りなくクリアになったので逆に鉄のコーティングの強さが雑味として目立つようになったのではないか。

どうなんでしょう。ちゃんと調べもせず、味からの想像でしかないのですが、水の状態やお茶の品質などが今と違うのが一つのヒントになるのではないかと考えています。