今日は烏龍茶の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
以前もやりましたが、お湯の温度を変えるとどう味が変わるのかを調べてみます。
奈良・月ヶ瀬の烏龍茶です。
今回は上級煎茶と同じ3人分で6gのお茶の葉を使います。
お湯の量は170ml、浸出時間は1分間です。
お湯の温度は沸騰直後、80℃、70℃、60℃で比べてみます。
さて、どう味に違いが出るのでしょうか。
左から60℃、70℃、80℃、沸騰直後です。
60℃では甘みがありますが、薄いです。
70℃では甘く、温度も心地いいです。
80℃では甘みがあり飲みやすいですが、渋味も出ています。少し熱いですね。
沸騰直後では色が濃く、渋味が強いです。舌に残るほどの渋味ですね。
温度を上げると渋味が出てくるので70℃以下で淹れるのが美味しく入れるポイントです。
60℃では浸出時間をのばすなどもう少し濃く出すといいでしょう。
まぁ、70℃、6g、170ml、1分でこのお茶は決まりですね。