今まで時間を計って淹れていましたが、今日はお茶の葉を見ながら淹れましょう。
今日は玉露を淹れます。
お茶の葉は小さじ3杯急須に入れました。
そこへ湯冷まししたお湯を注ぎます。
お湯の量は茶碗8分目を2杯分にしています。
これがお湯を入れた直後の状態です。軽いお茶、お湯がかからなかったお茶は浮いていますね。
しばらくすると中のお茶がお湯を吸って少し膨らんできます。
これがお茶の葉が開き始めた状態ですね。
さらに時間が経つとどんどん膨らんでお茶の葉がひたひたになるように見えます。
お茶の葉が開ききると後は見た目の変化はあまりありません。
それではお茶を注いでみます。
1回目は開ききってからしばらく置いたのでかなり濃く、濃すぎる抽出になってしまいました。
急須の中のお茶の葉はこのようになっています。
次にお茶の葉を入れ替え、同じようにお茶、お湯を注ぎ、お茶の葉が開きだしてからすぐに注いでみました。
見た感じはまだ開いてないお茶も多いですね。
飲むと甘みや旨味も少なく、全体的に薄かったです。
そこで今度はお茶が開ききったところで注いでみました。
すると甘みや旨味が出てきたのですが、濃さはないのでお茶の葉の量に対してお湯の量がすくなすぎたんだと考えられます。
そこでお湯の量を今度は少なくしました。
ちょっと後味に舌にざらつきが残りました。
これは濃いとなるので、この微妙なお湯加減の調整が美味しく淹れるポイントになると考えられます。
今回は時間を計らず淹れたのですが、お茶の葉の変化が目に見えるのでこのまま続けていけば美味しく淹れるポイントが見つけられる気がしました。これからしばらくはこの方法でいろんなお茶を淹れていきます。