かぶせ茶、熟成茶、黄金みどり

今日は少し変わったお茶を飲み比べしてみます。

こちらは京都和束のかぶせ茶。2015年製造で品種はごこうです。
かぶせ茶とは茶園に直接黒いシートのようなものをかけて遮光して新芽を育てたもので玉露のような甘み・旨味を持つお茶です。

5gのお茶に55℃のお湯を60ml注ぎます。

旨味をかなり感じます。これは煎茶とはまったく違う味わいですね。

こちらは静岡県産の煎茶・やぶきたを5年保管したもの。2012年製造です。

5gのお茶に70℃のお湯を80ml注ぎます。

熟成茶と言っても何か特別な味が出てくるというよりは元々あった鋭い渋味などがまろやかに、角が取れた味わいに変化する感じですね。味は煎茶です。

そしてこちらが知る人ぞ知る黄金みどり。静岡県産2016年度製造です。
見事な黄色のお茶です。昨年このお茶を作っている佐藤さんにたまたまお会いした時にいろいろお話を伺いましたがそれはもう大変な苦労をしてこのお茶を育ててこられました。

5gのお茶に常温の水を50ml注ぎます。

水色は煎茶とそんなに変わりませんね。渋味はありますが、豆っぽい味といいますか、節分の豆っぽい感じです。面白い。

黄金みどりの茶園はホントに鮮やかな黄色だそうで、一度見にいきたいですね。

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