今日は玉露の飲み比べです。
九州の福岡県、八女の「伝統本玉露」です。八女伝統本玉露とは茶園に覆いをする玉露の中でも藁を使った自然仕立ての手摘みの高級茶です。
こちらは八女伝統本玉露のやぶきた。2016年製造のものです。
5gのお茶の葉に45℃のぬるま湯を35ml注ぎ、じっくりと淹れます。
濃厚な旨味と甘み、ほのかな焙煎香が感じられます。いい茶やなぁと思わずこぼれるバランスです。
こちらは伝統本玉露の在来。2015年製造です。
艶があり、とてもきれいです。
5gのお茶の葉に35℃のぬるま湯を35ml注ぎます。
やぶきたに比べ、透明感があり上品な味わいです。ホントに美味しい。
どちらもいい玉露らしい旨味と甘みを持った素晴らしいお茶でした。
個人的には仕上げの火入れはほとんど感じられない方が玉露の良さを伝えられる気がします。
在来種ってあまり味的にいいイメージはなかったのですが、この二つでいうと在来の方が自分の好みでしたね。