今日は変わった煎茶を飲んでみます。
こちらは全国手もみ茶技術競技大会で作られた手もみ茶です。
奈良県チームが作った煎茶です。
一般には非公開のこの競技大会、2017年秋に京都で行われた時に作られたものです。
そしてこちらは2013年に作られた高知の煎茶です。
基本的に日本茶は長期保存することなく飲まれることが多いですね。
どちらかというと新茶が重宝されるのですが、お茶は渋味が落ち着いた秋ごろがいいという人もいます。
そういう点ではこうした数年経ったお茶ってどういう味なのか興味深いですね。
手もみ茶は和紙を張ったほいろで揉むので機械で揉んだお茶にはないほいろの風味があります。渋味もしっかりあり、昔のお茶ってこんなんだったんだろうなぁと。
熟成茶は優しい口当たりで渋味もまろやかになっています。香りはあまり感じられませんでしたが、ある程度のお茶の量を手に入れて飲み続けないとわかりませんね。
その場合お茶が湿気るので、再乾燥を定期的にしながら変化を見るのもやってみたいと感じました。