岩本博義プロフィール
みなさん、こんにちは!フレアバーテンダー・日本茶インストラクターの岩本博義(いわもとひろよし)です。
1997年にフレアと出会い、2000年から本格的にフレアを始めました。
2002年全日本選手権で優勝し、2003年世界大会で総合3位、2005年よりショー専門のバーテンダーをしています。
メディア出演実績
フレアを知ったのはトム・クルーズ主演の映画「カクテル」でした。
その時は「カッコいいなぁ」と思っただけでしたが1997年、偶然テレビでイギリス人がフレアをやっているのを見て「これ、やってみたい!」と。
その人はフレアを披露しながら世界中を回っている人でした。
1週間くらい大阪のホテルのバーカウンターでパフォーマンスをされていたのではないでしょうか。
早速その人に会いに大阪のホテルに行きました。
そこで得た情報を頼りに、イギリスに人生初めての海外旅行・フレアを学びに出かけました。
イギリスでは2日ほど教えてもらったのですが、滞在期間が3週間程度と短く言葉の問題もあったので習得するまでには至りませんでした…
その後1年間、ワーキングホリデーでオーストラリアに行って英語に対する恐怖感も消えました。
そして2000年にインターネットで偶然、アメリカでフレアの世界大会とスクールがあるのを見つけました。
やったー!運命の再会です!
深く考えずにアメリカ行きのチケットを取り、とりあえず世界大会を見てからスクール(マイクワーナー”マジックマイク”主宰、ショーテンダーズ)に入りました。
たった5日間のスクールだったんですが、その後もアメリカで練習を続けたんです。
スクールの講師は当時の世界トップクラスの選手たち。アジア初の生徒であった僕は「アメリカにいる間はいつ来てもいい」と言われ、スクールが終わってからも個人的に教えてもらう日々が続きました。
そしてアメリカ到着から1ヵ月後に日本へ戻る航空券を破り捨て、気がつけば3ヶ月が過ぎようとしていました…
3ヶ月以上アメリカにいると不法滞在になるので日本に帰ることになりました。
帰る前の日にデンバーでフレアの大会が行われると聞いて、力試しのつもりで出場してみたんです。
するとスピード部門で優勝、残るフレア部門とポアテストでも2位と3位と入賞したんです。賞金も貰って。
「もしかしたら、 自分はかなりの才能があるのかも」という勘違いがその時から始まりました。
この頃も本当に現地のいろんな人に助けてもらいました。
特に、1ヶ月もの間、ホームステイをしてくれたバンビー(マイケル・ボンバード)とその家族には深く感謝しています。
当時、日本でもフレアを練習している方はいましたが、世界で戦う人は数名(横浜の北條氏、四国の石川氏など)でした。
日本でのフレアの大会も始まったばかり。
世界への日本人選手のチャレンジがこの頃から始まったのです。
帰国後は自宅を改装して室内練習場を作り、ボトルを投げ続ける毎日。
1年後には世界大会のルーキー部門で7位入賞、1年半後には招待選手としてラスベガスでの世界大会にも出場。
そしてその翌年、2003年春のラスベガスでの世界大会「Legends 5」で3位に。
フレアを始めて約2年の2002年秋、友人の結婚式が初披露宴カクテルショー。
今から思うと、技術や演出面でまだまだ拙い部分が多かったのにもかかわらずすごく盛り上がり、新郎新婦から「良かったよ~」と感謝されました。
それから半年が過ぎた世界大会後、今度は親戚の結婚式二次会でカクテルショーをすることに。
ショーが終わってから最前列にいたご両親(私から言えばおじさん、おばさん)に両手をぎゅっと握りしめられながら「良かった、本当にありがとう」と言われたときには思わず泣きそうになりました。
その時に、これほど人の心を動かすフレアってものはすごいと、とにかくこの楽しさ、喜びを一人でも多くの人に伝えたいと心に誓ったんです。
その後結婚式以外のイベントでも徐々に呼ばれるようになってきまして。
フレアを始めてから5年が経った頃、技術的にも演出面でも自分が納得できるものが安定して披露できるようになりました。
そこで2005年に入るのを境にショー専門のフレアバーテンダーとしての活動を始めました。
それまでフレアバーテンダーと言えばバーで働くという選択肢しかなかったのですが外に出て、ショーを仕事にする。
フレアバーテンダーとして、どれだけ可能性を広げることが出来るか。新たな挑戦が始まりました。
■ 仕事実績(岩本博義)
全国各地のホテル、披露宴会場で470組を超えるご披露宴本番でのブライダルカクテルショーを行っております(2018年2月現在)。
またイベントカクテルショーも含めると1000回を超えるショーを行っております。
日本茶インストラクターによる日本茶ショーについて
実は、ショー専門のフレアバーテンダーの仕事を自分で始める前9年間は、京都・宇治田原町でお茶摘みをしていました。
世界大会に出ていた頃も茶畑で練習をよくしたものです。
9年間、高級手摘み玉露の茶名人の下で茶の栽培管理や荒茶製造などいろいろしておりました。
自分の中での何となくの計画として40歳までカクテルを作るパフォーマンスを確立し、40~60歳まではコーヒーをパフォーマンス化し、60歳からはお茶をパフォーマンス化するのを人生の目標としていました。
そこへ2020年東京五輪の開催が。
「これはお茶でショーするしかないでしょ!」と。海外から来られる多くの人に日本茶をアピールするために自分が出来る事。
自分の強みとしては、
フレアバーテンダーとしてのキャリアがある。特にショー専門のバーテンダーとしての経験が長い。
日本茶で10年以上仕事に従事している。お茶についていろいろ経験してきている。
ただ、経験があっても知識が不足しているのが分かっていたので2015年(2014年度)、日本茶インストラクター資格を取りました。
また、今の日本茶の第一線を肌で感じるため2016年より日本茶製造、栽培管理のお手伝いを再開しました。
フレアバーテンダーが遊びでお茶でもパフォーマンスをする、そんな上っ面のことはしたくない。
お茶の専門家が、お茶を広めるために新しい表現をする。
その新しい形として生まれた「サムライ茶人」、ぜひチェックしてくださいね!!
■ 主な大会成績(岩本博義)
2001 ShowTenders International Competition(Denber,USA)
Speed優勝、Flair2位
2001 Quest for the BEST BARTENDER in the WORLD(Orlando,USA)
ルーキー部門 総合世界7位
2002 FBN All Japan Championships(横浜) 総合優勝
2003 Legends of Bartending 5(Las Vegas,USA)世界総合3位
2003 Flair Heaven(大分) tandem優勝
2003 Red BEAR Flair Masters(沖縄) Freestyle優勝
2004 FBA Japan Anniversary(別府) Working優勝
2007 FBA Japan Tandem Flair Competition(名古屋) 優勝
(成田栄治と組んで)
2008 Infinity of Bartending 総合優勝
2013 JCIGSC(Japan Coffee in Good Spirits Championship)-コーヒーカクテルの大会 3位
■ 審査員
ANFAオフィシャルジャッジ(+ANFA公式審査員をクリック)
2003-2005、2007 FBA All Japan Championships(全日本選手権)審査員
2009 ANFA All Japan Championships(全日本選手権)審査員
2006 International Ultimate Flair Challenge 2006(世界大会)審査員
その他各種フレア大会の審査員
■ 資格
コーヒーマイスター(2012年)、日本茶インストラクター(2014年度)
■ お問い合わせ
サムライ茶人岩本博義やフレアバーテンダー岩本博義へのお問い合わせなどございましたらこちらからどうぞ。