煎茶(並)-浸出時間による違い

今日は煎茶(並)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
浸出時間による味の違いを見ます。

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京都宇治茶、煎茶の並です。100g800円のお茶を使います。
お茶の葉の量は一人当たり2g、今回は3人分を淹れるので6g急須に入れます。
お湯は260ml(80ml×3+お茶の葉が吸う分20ml)、お湯の温度は90℃です。

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浸出時間を30秒、1分、2分で比べてみます。

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こちらは30秒で淹れたお茶の茶殻です。まだ開いてません。味も薄く、水っぽいです。

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こちらは2分で淹れたお茶の茶殻です。こちらは開ききっており、味も甘みは消え渋味が出ています。

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甘みが出て、かつ渋味成分がぐっと出てくる前で注ぐのがよく、煎茶(並)ではそれが大体1分だというのが目安なんですね。

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