富田の水

今日は水でお茶の味がどのくらい変わるのかを調べてみます。

基本的にはいつも使っている水道水を沸騰させたものでお茶を淹れるのが一番いいと思っています。水にはそれぞれ味がありますが、家の水は料理にも使うためその水が持つ「味」に自分が鈍くなっているからです。その水の味に違和感を感じなければお茶の持つ味を純粋に感じ取れるだろうと考えています。

富田の水は和歌山の水だそうで、今年の正月にお茶の福袋というものを買った時に一緒に入っていた水です。オススメの水はどんなものか、早速試してみましょう。

その前に水だけで飲んでみましたが味は感じられず極普通の水でした。

まずは煎茶を淹れてみます。

これは富田の水を沸かして湯冷まししたもの。

これは水道水を沸騰させて湯冷まししたもの。

左が富田の水、右が水道水です。
富田の水で淹れたお茶の方が舌を包み込むようなまろやかさが後味にありました。水道水はそのままダイレクトに味が残る、荒削りな感じです。

玉露でも試してみましょう。

富田の水を沸騰させたものを湯冷まししてます。

こちらは水道水を沸騰させたものを湯冷ましして。

何か富田の水の方が後味を上手くまとめるような味わいです。
水道水は結構暴れているといいますか、浄水器などをつけるとまろやかになるのでしょうか。
確かに違いますし、この水はいい水が手に入らない場合に持っていくのはアリですね。
ちょっと今までの考え方が変わる気がします。

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