今回の珈琲研究会@ロココはアメリカーノ(エスプレッソのお湯割り)とドリップ、フレンチプレスでそれぞれ味がどう変わるのかを調べてみます。
使用豆はケニア・カリンドゥドゥで、フレンチプレスは12グラム、200グラムのお湯で4分抽出しました。
ドリップも12グラムで200グラムのお湯を注いで抽出します。
エスプレッソは30ml,30秒を目安に抽出します。
抽出した30mlのエスプレッソをお湯で割ります。
120グラム入れて合計150グラムのアメリカーノにしました。
クレマが浮いていたんですが、お湯を入れることでほとんど消えました。
それでは、それぞれ飲み比べます。
まずはフレンチプレス。
外観は濁ってますね。
飲んだ印象はかなり酸があります。
これはドリップ。
外観はすごく透明感あります。
味にもそれが現れていてクリアです。が、ちょっと水っぽいかな。
豆の量が少なく、抽出時間もプレスに比べて短いのでしょうがないですね。
そしてアメリカーノです。
外観はドリップとプレスの中間で、味もお湯の量が少ないと渋み、酸味があるのですが、ちょうどいいバランスになっていました。
お湯の量に気を配ればフレンチプレスよりアメリカーノの方が飲みやすく仕上げることができますね。ただ、ドリップのクリアさは出せません。これはエスプレッソは金属フィルターで抽出する関係上仕方ないですね。
今回、意外とアメリカーノも悪くないということがわかりました。