日本最古の茶園のお茶を飲んでみる…栂尾茶(本茶)

鎌倉時代、宋から帰ってきた栄西(ようさい)が京都・栂尾高山寺の明恵上人に茶の種を渡し、明恵上人が栂尾などに植えたのが宇治茶のはじまりとされています。栂尾で採れたお茶は質の高さから「本茶」と呼ばれ、そのほかの地域で取れた「非茶」と区別され重宝されていました。

実は栂尾高山寺には今でも「日本最古の茶園」の石碑がある茶園があり、そこで摘まれたお茶が高山寺で販売されています。そう、これがそうです。

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宇治の生産者が管理、製茶をしているそうで、煎茶の状態で作られています。見る限り、選り分けていない荒茶のようですね。

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急須で淹れるとほんのり甘みがある、なかなか美味しいお茶です。

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さて、明恵上人がいた鎌倉時代は点茶法で飲まれていました。
石臼で挽いて粉にしたお茶を茶筅で点てる、今の抹茶と同じ飲み方です。
石臼がないのですり鉢で粉にしてみます。

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製茶法も違うので厳密には違うんですが、昔はこのように飲んでいたのかな。。。

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では、点茶法で淹れましょう。
抹茶と同じく茶さじ2杯、お湯70ml程度でやってみます。

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粉が荒いので泡が立ってもすぐに消えてしまいますね。。

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さぁ、明恵上人が飲んでいた鎌倉時代を思い浮かべながら飲んでみましょう。

。。
。。
。。
。。

渋っ!!
これは渋い!!
やっぱり覆いをしないと渋くて飲めたもんじゃないですね。。

でもこれが正解。
この時代は僧侶が修行中の眠気覚ましにお茶を飲んでいたそうです。

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