先週のコーヒー研究会のブラジル・ソルドパラガス農園の豆を焙煎して評価が高かった方の
珈琲が送られてきたということで早速飲み比べました。
飲んだのは8種類。同じ豆を違う人がそれぞれ焙煎した珈琲を比較できることって普通ないですよね。
同じ豆なんでしょ、違いなんてないでしょ。そう思っていました。
まずは4つを飲み比べ。
びっくりしました。違うんですよ。
珈琲が熱いうちは酸味があるかないか、こっちの方が酸味は強いよね~なんていいながら飲んでいたんですが。
冷めてくると酸味の種類が出てきてより複雑に感じるもの、飲みやすいけど単調なもの、はっきり出るんです。
同じ豆ですよ、同じ豆。
料理のように素材に調味料を足すのなら味に違いが出るのは分かるんですが、
熱を当ててるだけなのにこんなに違う。
嫌じゃない酸味が出ていて、それでいてその酸味の種類が豊富な焙煎豆がスペシャルティコーヒーでは
評価が高いのがわかりました。
ただ、酸味は好みの問題。一口飲んでインパクトがあった方が印象には残りますが、
カップ一杯の珈琲を飲んだ後に酸味が気にならない程度かどうかはまた別です。
「冷めてもおいしいのがいい珈琲」
なるほどなぁって思いました。