番茶刈り

お茶の新芽を摘んだ後は機械で親葉を刈り落とす「番茶刈り」の作業が必要です。
今日はこの番茶狩りを説明します。

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新芽を摘んだ後の茶園。手摘みの茶園はこのように大きく親葉が伸びていますね。
この親葉を刈り取って茶園に光を入れます。

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まずサイドの部分をまっすぐ縦に刈り落とします。
通路が広くなりました。

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そして1回バッサリと上を荒く刈り取ったところ。

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2回目で形を整えます。

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近くで見るとこんな感じ。茶園の根元にも少し光が入りました。

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今回は一人用の機械、整枝機で刈り落としました。
刈り落とした親葉は京番茶の材料にもなりますが、ここでは通路に落として肥料にします。

玉露やてん茶の茶園は新芽を摘み取った後、上の覆いを開けて番茶を刈ったらとりあえず収穫時の作業は終了です。この作業を全ての畑でやっていくのがいわゆるお茶摘の時期の仕事なんです。

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