今日はシェークの回数による味の違いを検証します。
作るのはバラライカ。ウオッカを30ml、ホワイトキュラソーを15ml、レモンジュースを15mlシェーカーに注ぎます。
まずはシェーカーに霜がつくまでしっかりシェークします。
今回結構かかって60往復もしました。
シェーカーの氷が結構砕けて表面がフローズンっぽくなっています。
では次にシェークの回数を20往復と決めて作ります。
シェーカーの表面に霜はつかず、細かい氷も表面にあまり浮いていません。
バラライカのレシピはホワイトレディのジンをウオッカに変えたものでジンの風味がない分、アルコールそのものの味が感じられます。ジンの風味が苦手な方で、お酒が好きな方、お酒が強い方にはすっきりとした味わいにアルコール感もかなりあるので美味しいと感じられるでしょう。
60往復したものは口につけたときの冷えている感じがかなり強く、それは表面のフローズン状の細かい氷の層の影響と考えられます。冷凍庫で締めている氷でシェークしているので水っぽさもなくとにかく飲み口の冷たさを重視する場合はシェーカーに霜がつくまでしっかりシェークするといいですね。
20往復したものは60往復に比べシェークが早く終わった感じですが、飲んでみてバラバラ感はなく、ちゃんと混ざっています。ウオッカやコアントロー、レモンジュースなど素材の風味が強く、何というかヌルっとした味わいです。また後味のアルコール感はこちらの方が強いです。カクテルにお酒の強さ、風味の強さを重視する場合はこちらですね。いつもショートカクテルを飲んでいる人向きかもしれません。20往復だからダメって訳ではなくアルコール感を楽しむ場合はこちらです。