今日はロングカクテルでの製法の違いによる味の違いを調べてみます。
作るのはスクリュードライバー。
レシピはウオッカ30ml、オレンジジュース120ml、お酒:ジュースの比率が1:4で作ってみます。
1:2、1:3とアルコール度数を下げていきましたが今回さらに下げて1:4にします。
まずはビルド。
ステアは冷たくなるまでバースプーンを回します。
氷を入れたシェークは二段振りで10往復。
氷を入れないシェークも10往復。
1:4はウオッカの度数が40度なので40÷5で8度程度です。
ビルドで作ったものは違和感なくスッと入ってきます。
ステアで作ったものはより混ざっていて均一感が出てビルドに比べて若干飲みやすくなりました。
氷を入れたシェークは泡が出てきて美味しさを感じません。
氷を入れないシェークも泡でオレンジのフルーティーさが無くなる気がします。
ビルドでも飲みやすいものをわざわざシェークすると、泡が邪魔をしている感じになります。
シェークをする事でアルコール感はより無くなりますが、フルーティーさや(氷を入れると)甘さまで消えてしまい、ドリンクとしての魅力に欠けてしまいます。
今回は空気を入れずに混ぜるステアが一番美味しく感じました。
特にアルコールが弱い方に一度試してもらいたい効果がありましたね。
今までカクテルってシェークをする事でより飲みやすく、美味しくなるもんだと思っていましたが、
何でもかんでも空気を入れればいいってわけじゃないんですね。