寒冷紗広げ

もう茶摘みは始まっているのですが、機械刈りの茶園の収穫はまだ先になります。
ようやく芽が出だしたので寒冷紗を広げていきます。

寒冷紗とは茶園の上にかかる黒い資材で日光を遮るために使います。

日光を遮る事でテアニンに代表される旨味成分がカテキンなどの渋味成分に変わるのが遅くなります。このように遮光した茶畑で収穫した葉を蒸して、揉まずに乾かして石臼で挽くと抹茶になり、揉みながら乾かすと玉露になります。

これからどんどん伸びていく新芽。美味しいお茶に変わります。

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