今日はほうじ茶二種類を比較してみましょう。
どちらもお茶の茎の部分を焙じたものです。
左が京都のかりがね焙じ茶、右が石川の加賀棒茶です。
色が全然違いますよね。
これは焙じる時間の差で若いと緑色、長く焙じると茶色に変わっていきます。
まずはかりがね焙じ茶を淹れましょう。
お茶の葉は6g。
沸騰させた熱湯を260ml注ぎます。
浸出時間は30秒でやってみました。
今度は加賀棒茶を。
お茶の葉の量・お湯の量・お湯の温度は同じです。
浸出時間は少し短めの25秒にしています。
左がかりがね焙じ茶、右が加賀棒茶です。
見た目はかりがね焙じ茶の澄んだ茶色に比べて少し淡いですね。
香りも加賀棒茶は若い香りがします。
飲むと加賀棒茶は煎茶っぽいですね。
そのためかりがね焙じ茶はゴクゴク飲めますが、加賀棒茶はお菓子と一緒に頂くのが合ってます。
これ、同じほうじ茶のグループに属すると思いますが、全然違うお茶でびっくりしました。