今日は白茶を飲んで見ましょう。
白茶とは新芽を摘んだ後、そのまま風通しのいいところで乾かすだけのシンプルなお茶です。
中国茶の一種ですが、今日の二つは日本で作られたものです。
こちらは和歌山でつくられたべにふうき、2015年製造のものです。
5gのお茶に95℃のお湯を125ml注ぎます。
香りがニッキのような、ハーブっぽい、草っぽい感じもします。甘いですね。
こちらは宮崎県産の実生在来種で作った白茶です。2014年製造のものです。
5gのお茶に95℃、125mlのお湯を注ぎます。
いろんな味が混ざった複雑な風味です。後味にほのかな甘さが残ります。
左がべにふうきで右が在来種。同じ白茶と言っても色はずいぶん違います。香りもべにふうきの方が紅茶っぽくて上品ですね。どちらも透明感の残るお茶でした。
蒸したり炒ったりしていないので味は紅茶みたいなものでしょうか。何にせよ、変わったお茶ですね。