日なたと日陰

玉露やてん茶など日光を遮って作る覆い下茶園では新芽にさまざまな変化が現れます。

覆いも一段と二段があるんですが、一段覆いの寒冷紗と寒冷紗をつないでいるところではどうしても直接太陽の光が入りこむ所が出てきがちです。上の写真の左の明るい部分がそうです。

同じ茶園の中でも覆いがしっかり効いている所は葉っぱの色が変わってきます。
一度比べてみましょう。

左が直接太陽が当たっていた葉、右が暗いところの葉です。
左の方が色が薄いのが分かるでしょうか。テカリも左はあまりありません。

ずっと見てると同じように見えてきますが、パッと見の違いは結構はっきりとしています。
日陰の葉っぱは光合成をしっかりしようとして葉が緑になるんですね。
味も結構違います。

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