煎茶(上)-浸出時間による違い

今日は煎茶(上)の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
浸出時間による味の違いを見ます。

4769

京都宇治茶、煎茶の上です。100g1500円のお茶を使います。

4770

お茶の葉の量は一人当たり2g、今回は3人分を淹れるので6g急須に入れます。

4771

お湯は170ml(50ml×3+お茶の葉が吸う分20ml)、お湯の温度は70℃です。

4772

浸出時間を1分、1分30秒、2分で比べてみます。

4773

左から1分、1分30秒、2分です。
1分では爽やかな味で渋味が感じられますが飲みやすいです。
1分30秒では甘みが出てきて少し渋味も前に出てきます。しっかりとした味と言ったところです。
2分では他の2つに比べるとちょっと強かったですね。
上級煎茶は2分が適していると思っていましたが、70℃でもあっさり目に出す場合は1分で、しっかり目に出す場合でも1分30秒程度に抑えておくといいことがわかりました。
勉強になります。

© 2024 iwamoto-hiroyoshi.com