今日は烏龍茶の美味しい淹れ方を研究してみましょう。
お湯の温度を変えるとどう味が変わるのかを調べてみます。
奈良・月ヶ瀬の烏龍茶です。国産の烏龍茶は珍しいですね。
お茶の葉の量は4g。
お湯の量は260ml。浸出時間は1分30秒にします。
お湯の温度をとりあえず90℃に下げてみました。
優しい味になりました。ただ沸騰直後に比べてものすごく違うかというとそんなに変わりません。
それではと、お湯の温度を70℃にして淹れてみました。
左から70℃、90℃、沸騰直後(95~100℃)です。
沸騰直後のものは冷めてしまうと烏龍茶特有ののどに引っかかる感じが強く感じました。
ただ、後味の甘みもしっかり出ているので美味しいです。
90℃も悪くないですね。ただ、沸騰直後のものに比べて薄いのでも少しお茶の葉を増やし、渋ければ浸出時間を短くするなどしても面白そうですね。
70℃は抽出が弱く、薄めでした。ただ、完全に冷めてもイガイガ感もなく、冷やして飲むならこっちがいいですね。なかなか面白い結果でした。