ステアでカクテルを作る時にミキシンググラスに入れる氷の大きさによって味がどう変わるのか。
マティーニで研究してみましょう。
ドライジン4/5、ドライベルモット1/5、レモンピールのレシピで作ります。
まず大きい氷2つだけで作ってみました。
70回ステアをして冷やしたカクテルグラスに注ぎ、レモンピールをした後にオリーブを沈めます。
今度は同じレシピで小さい氷を8個入れて作りました。
これもステアは70回で作っています。
大きい氷の方がよりジンの風味が前に出ていて、小さい氷の方が全体的にまとまっていて飲みやすくなっていました。どちらも美味しいですが、ジンの風味があるほうがパンチがあるのでお酒好きな方は大きい氷、飲みやすさ、バランスを重視する人は小さい氷で作ったほうが合っていると思います。
多分、大きい氷でもあと10回多くステアをすれば小さい氷と同じ味わいになるでしょうし、小さい氷でも10回少なくステアをしていれば大きい氷と同じ味わいになっていたでしょう。これは液体に触れる氷の表面積の大きさで混ざりやすい、混ざりにくいということだと考えられます。