今日はサイドカーを作る時の分量の違いによる味の違いを調べてみます。
まずは一般的なレシピで作りましょう。
シェーカーにブランデーを30ml注ぎます。
ホワイトキュラソーを15ml、レモンジュースを15ml注ぎます。2:1:1の割合ですね。
シェークしてカクテルグラスに注ぎます。
シェークは二段振りで25往復程度しました。
今度はブランデー30ml、ホワイトキュラソー20ml、レモンジュース10mlで作ります。
3:2:1の割合です。ベースの数字を合わせると先ほどの6:3:3に対して6:4:2になります。
一般的なレシピに対してホワイトキュラソーの甘みを増やし、レモンの酸味を抑えた味になります。
左の一般的なレシピは結構酸味が強く、レモンの苦味も感じられます。
右のホワイトキュラソーを増やしレモンジュースを減らした方はお酒のパンチが強く、ホワイトキュラソーの甘みもしっかり感じられます。
酸味が強くても、アルコールが強くても飲みにくくなります。
ただ今回は一般的なレシピよりレモンを減らした方が飲みやすかったです。
酸味はレモンによって変わってくるので入れすぎないように注意しながら、上手にシェークをすることでアルコールの強さを和らげると美味しいサイドカーが作れそうです。