やぶきたの飲み比べ(産地違い)

今日は日本で一番多く作られている品種「やぶきた」が産地によってどう味が違うのかを調べてみます。

静岡県の駿河、2011年製造の手摘みの煎茶です。

5gのお茶に70℃のお湯を80ml注ぎます。

渋味は少しあり、味はあっさりしていますね。

こちらは岐阜県、2013年製造で浅蒸しのやぶきたです。少し形は大きめでしょうか、こちらも手摘みの煎茶です。

5gのお茶に65℃、75mlのお湯を注ぎます。

舌に感じるなかなか鋭い渋味が特徴の煎茶ですね。味はあっさり。

愛媛の煎茶。こちらは2016年製造でこちらも手摘みです。

5gのお茶に65℃、75mlのお湯を注ぎます。

少し香ばしさがあり、それが甘みを感じます。味があって美味しいですね。

こちらは静岡・天竜の手摘みの煎茶です。2016年製造の出品茶です。艶があって細かいお茶ですね。

5gのお茶に55℃のお湯を50ml注ぎます。

少しじっくりと出すと、濃度感があるお茶になりました。
しっかり肥料が入っているのでしょう、かなりの甘みを感じられます。

今回のやぶきたは全てグレードの高い煎茶でした。
煎茶は手摘みをする事は少ないのでこのような手摘みの煎茶の飲み比べはかなり珍しい事です。
同じ品種のやぶきたと言っても栽培管理や土質の違いで味は随分と変わりますね。個人的には甘みは強すぎず、適度にある程度が好みです。また、仕上げの火入れによって風味・甘みが増した、ちょっと厚みのある味わいの煎茶が美味しいと感じることもわかりました。
もちろん、「ちょっと甘みが前に出すぎてバランスがどうなのかな?」と甘みが強く感じる煎茶でも繰り返し何煎も飲むことで甘みが減り渋味が増す味に変わるので好きなバランスまで繰り返し飲んだり、その変化を楽しむのも煎茶の楽しみだと思います。

はじめから渋味が強いものは甘味と合わせる事でお茶自体だけじゃなく、お茶とお菓子の合わせ技でその魅力を感じる事が可能なので、そのお茶に合わせた提案を上手くできるかがどうかが私の課題になりそうです。

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