今日も煎茶の品種別飲み比べをします。
こちらは印雑131。2016年製の静岡県産でちょっと細かめでしょうか。
5gのお茶に80mlで65℃程度のお湯を注ぎます。
ちょっと舌に残る重い感じ?があります。オリエンタルな感じでしょうか。日本の煎茶っぽくはない、不思議な味わいです。
こちらは2014年製のおおむね。静岡県産です。
5gのお茶に80mlで70℃程度のお湯を注ぎます。
爽やかな渋みで煎茶らしい味わいです。ちょっとあっさりしてるようにも思えます。
こちらはくらさわ。2016年製のこちらも静岡県産です。
5gのお茶に80mlで70℃程度のお湯を注ぎます。
特に目立った特徴はありませんが、仕上げの火香が気持ち強めに感じます。
味はあっさりとしています。
そしてこちらがあさつゆ。愛知県産です。
旨味があると書かれておりましたので
5gのお茶に60mlで60℃程度のお湯を注ぎます。
思ったより旨味は感じられず、在来っぽい、番茶っぽい味も感じられました。
ちょっとイメージしていたのとは違いますが、それもまた面白い。
印雑は個性が強いですね。おおむねやくらさわは飲みやすいんですが、もうちょっと個性があってもいいのかな。煎茶ってこの個性の出具合が一つのポイントと言えそうですね。「飲みやすい」というよりは「煎茶らしい、心地よい」ものが好きですね。