White Lady-ビルド、ステア、シェークによる味の違い

カクテル製法の違いで味がどう変わるのでしょうか。
ホワイトレディをビルド、ステア、シェークそれぞれの作り方で味の違いをみてみましょう。

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レシピはドライジン30ml、ホワイトキュラソー15ml、レモンジュース15mlです。

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まず一つ目、ビルドで冷やしたカクテルグラスに直接注いで作りました。

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そして二つ目はミキシンググラスに材料を入れステア。
こちらも冷やしたカクテルグラスに注ぎます。

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で三つ目はシェーク。材料をしっかり混ぜています。

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左からビルド、ステア、シェークです。

ビルドで作ったホワイトレディはぬるい。
でも甘さは感じます。これはホワイトキュラソーの甘みですね。
後味にレモンの辛さが来てお酒の強さもあり、かなり野生的な感じです。

ステアで作ったものは透明感ある仕上がりで口につけた瞬間、「冷たい!」と感じます。よく冷えているだけで飲みやすくなりますね。
でも酸っぱい!レモンの酸味がそのまま残っています。ジンの強さも後からガツンと来ます。素材の味がそのまま来るので混ざっている感じはしないですね。

シェークで作ったものは上が白く泡立っています。
冷たく、酸味はそれほど強くはありません。アルコール感もほどよく、いかにも混ざっているのがわかります。「確かに強いけど、飲みやすい」

冷やす事で苦味が、混ぜる事で酸味が弱まります。
ホワイトレディのようなショートカクテルではアルコールが高く、でもその中にノンアルコールのレモンジュースが入っている場合、混ぜる作業をしないと味が一つにまとまらないんですね。

ステアは冷やせますが、混ぜる事に対しては苦手で、素材の風味がそのまま残ってしまいます。
なのでこの場合、シェークが一番合っている作り方になるんですね。
なるほど。

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