Sidecar-シェークの強さ

今日はサイドカーを作る時にどうシェークすると美味しくなるのかを調べてみます。

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ブランデー30ml、ホワイトキュラソー20ml、レモンジュース10mlのアルコールを効かせたレシピです。

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今回、シェークの強さを変えてみます。
まずはじめに二段振りで大きく強くしっかりシェークします。
25往復しました。
強くシェークしたので25往復でもシェーカーに霜がついています。

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冷やしたカクテルグラスに注ぎます。

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次に同じレシピで小さく、軽く、細かくシェークします。
30往復してもシェーカーに霜はついていません。

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それでは試飲してみましょう。

大きく力強くシェークしたサイドカーはアルコール感が残り、キリッと冷えた味わいです。
よく冷えていますが、包み込むようなまろやかさは出ていません。

細かく軽くシェークしたものはキリッとしていませんが口当りがまろやかになります。
が冷たさが感じにくく味もぼやける感じがします。

飲みやすさを考えると軽いシェークで細かく空気を取り入れる方がいいですし、冷たさや素材感を残すなら大きくざっくりと混ぜる方がいいと思います。

また、初めは大きく冷やす事を意識して、徐々に細かく空気を入れるように仕上げたり、初めから細かく空気を入れるようにしながら仕上げるタイミングを見つけていくのもいいと思いました。

これ、まだまだもっと美味しくなりますね。
面白くなってきました。

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