今日は日本で作られる烏龍茶の飲み比べをします。
こちらは静岡の諸小沢(もろこざわ)で作られた光蘭(こうらん)です。
品種は実生の在来種で2016年製造のお茶です。
洗茶をせず5gのお茶に95℃100mlのお湯を注ぎます。
中国の烏龍茶に比べると若いというか、緑茶っぽい味わいです。
こちらは同じく諸小沢の翡翠(ひすい)。品種は佐藤早生で2016年製造のお茶です。
洗茶をせず5gのお茶に95℃100mlのお湯を注ぎます。
爽やかで後味に甘みを感じます。さらに緑茶に近づいた味わいです。
そもそも烏龍茶というのは発酵というか酸化酵素を途中で止めて作るものですからその程度によって緑茶に近いものから紅茶に近いものまで見た目・香り・味わいが随分違うものになります。そういう視点から見るとこの二つは緑茶っぽい烏龍茶の位置づけになるかと思います。なかなか面白いですね。