さえみどり、つゆひかり、香駿、蒼風

今日も煎茶の品種別飲み比べをします。

さえみどりです。2016年製造で静岡産。浅蒸し。きれいな形状ですね。

旨味が特徴のお茶ということなので少し温度を低くします。
5gのお茶に80mlで60℃程度のお湯を注ぎます。

ホントだ。渋味が少なく、旨味が強く感じます。煎茶の渋味が苦手な人にすすめられる品種ですね、これは。

こちらはつゆひかり。2016年製で見た目の違いはそんなにありません。

こちらも少し低めに。5gのお茶に80mlで65℃程度のお湯を注ぎます。

渋味が少なくあっさりとした味。やさしく、飲みやすいですね。

こちらは2016年製の香駿(こうしゅん)。これも見た目の違いはそんなにありません。

5gのお茶に80mlで70℃程度のお湯を注ぎます。

これは煎茶らしい爽やかな渋味です。美味しい。

そして2016年製の蒼風(そうふう)。

5gのお茶に80mlで70℃程度のお湯を注ぎます。

ジャスミンというか、花のような風味。渋味が少なくあっさりです。このほのかな花のような香りが油っぽい料理の後などにぴったりではないでしょうか。

煎茶といえどもそれぞれ味は違っていましたが、煎茶としての特徴が分かりやすいのは香駿です。はっきりとしていて渋すぎない。この風味をカクテルなどにするのも面白いと感じました。

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